オレンジページさんのお仕事で、「スペパ」という言葉を初めて知りました。「スペパ」とは、空間対効果のスペースパフォーマンスのこと。「スペパ」をアップさせると、片付けが早くなるので時間対効果の「タイパ」もアップ!「スペパ」を重視して物を選ぶようになると費用対効果の「コスパ」にもなります。さっそく私も「スペパ」を考えながら、散らかりやすい洗面所とお風呂エリアを見直すことにしました。
「スペパ」の3箇条
オレペで紹介されていた6つのポイントを自分なりに3つにしてみました。空中収納、スリム化、ミニマム思考、この3つを押さえれば「スペパ」がぐんぐんアップします。
まず、空中収納について。我が家の洗面所&お風呂には、数えたら8個のDIY空中収納がありました。
ラック、キャビネット、つっぱり棒などを使って空中に物を収納すると、床に物がないので掃除がしやすくなります。
3箇条の2つめは「スリム化」。これから買い替える物は、折りたためる家電、重ねられるグッズ、濃縮洗剤、コンパクトティッシュなどにすると、新たなスペースを作ることができます。
最後にミニマム思考。定数を決めてそれ以上増やさない、使用頻度の低い物はレンタルを検討するなど、物を買う前に毎回チェック。
それでは、具体的に「スペパ」の魅力をご紹介しますね!
洗面所
コンランショップで見つけたミラーキャビネットと壁掛けティッシュケース。シンプルなデザインと機能性も抜群の空間収納。ティッシュケースの上には、サンプルや旅行キットなどのミニサイズのコスメを置くのに便利です。ミラーに映った太陽の塔はミニミニサイズ。スペパ3ヵ条の「スリム化」を常に意識していると、限られた空間でも果てしなく広がるアイデアがわいてきます。
スリム化して生まれたスペースにはミニアートを。
キャビネットの中には毎日使う物を。一番上は基礎化粧品、真ん中は小物、一番下は歯ブラシセットとハンドソープ。
歯ブラシを置いているので通気性を重視して普段は扉を開けています。見た目も気になるのでアクセントカラーは2色までと決めました。
洗濯機の上
大工さんに作ってもらった扉付きの棚にブルーの取手をDIY。その下のオープン棚は自作。
扉の中のカゴには個人のストックと使用頻度の少ない物。赤いカゴは私、青のカゴは息子。カゴに紐をつけて取り出しやすくしました。
白の紙袋には詰め替え用洗剤、トイレ用品のストック。オープン棚の青いカゴは左から、生活用品のストック、洗濯ネット、雑巾が入っています。
カゴの中の物は立てて入れます。その時に3つのルールを作りました。探しやすい、取り出しやすい、元に戻しやすい。試供品やコンタクトケースの予備など小さな物は、ルームスプレーなどの縦長の箱に入れています。注意点は、欲張って入れすぎないこと。小さな断捨離がサクサクできるようになると、大きな断捨離もできるようになります。
デッドスペース
洗濯機の横の狭いスペースには、バーラックを取り付けて、掃除機、スプレー式洗剤、ブラシなどを入れた掃除道具のカゴを。
その上のオープン棚には洗濯洗剤と掃除洗剤。チラッと見えるETのカップはメガネ入れにしています。
濃縮洗剤に変えて、何本もあったブラシ類を減らしてカゴにまとめただけでスペースが増えました!
お風呂
20年以上前のYAMAHAのユニットバスです。一時期、飽きてしまってリフォームも検討したのですが、90年代ブームのおかげで棚のカーブやグレーの色調の美しさを再発見。SFっぽい感じも気に入っています。
毎日の掃除がしやすいことを優先して、これまでの場所よりも徹底的に物を厳選しています。シャンプー、トリートメント、ボディソープは一つずつ。
初めからついていたバスタブの上のバーにはぶら下げるカゴを。ボディタオルや軽石など乾かしたいものを入れています。バーは2本あるので、バスマットをかけたり、S字フックを使って洗い桶などを乾かすのにとっても便利。
まとめ
「スペパ」の魅力、いかがでしたでしょうか。空中収納、スリム化、ミニマム思考、この3つを常に意識すると「スペパ」がぐんぐん向上します。ライフスタイルが変化しても、スマートに対応できるはずです。
今回参考にさせていただいたオレンジページさんの特集では、整理収納アドバイザーの水谷妙子さんとひでまるさんのお部屋も拝見できます。私のイラストはインスタでご覧いただけます。こちらです!
次はキッチンの「スペパ」を見直す予定。年内には達成したいなと思っていますので楽しみにしていてくださいね♡
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