みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。お久しぶりのブログです。10年以上bloggerで続けていたブログを、こちらの私の会社のHPでリニューアルしました。もうすぐマスクを外していい日がきますし、気分を新たに初心に戻って楽しいお話をお届けしますね!英文での投稿は、インスタのハイライトでまとめていく予定です。
さて、記念すべき第一回は、静岡県にあるクレマチスの丘のリポートです。イラストレーターのYASUKOさんのインスタで初めて知ったクレマチスの丘。パラダイスのような景色、可憐なお花畑、ダイナミックで洗練された彫刻!何度も目にするうちに、いつか行ってみたいなあと思っていた場所です。そして、去年の12月に、ついに夢が叶いました。さらに、クレマチスの丘にあるヴァンジ彫刻庭園美術館に素敵な彫刻があることも知って嬉しくなりました。それは、手で触れることのできる彫刻のことです。私は幼少の頃から目が悪くて目の持病もあり不自由することも多いのですが、同じくらい触って感じることも大好きなんです。麻雀が好きなのもそのせいかもしれません。
東京から新幹線で静岡の三島駅を下車、シャトルバスで行けるクレマチスの丘。今回は、YASUKOさんが三島駅まで車で迎えに来てくれました。最高のお天気で、車の窓からは真っ白な富士山。あっという間にクレマチスの丘に到着し、ゲートをくぐると芝生の絨毯がどこまでも続き、紅葉した大きな木がお出迎え。丘の斜面を思いっきり駆け降りて、美しくてどこかユーモラスなヴァンジ彫刻に、ついにふれてみることができました。
「壁をよじ登る男」は私と同じ1970年に誕生しました。この頃のヴァンジさんは、悩みや苦しみの中で孤立した人物像を多く制作しています。そして、2006年にヴァンジさんは、男の瞳の中に希望を表す白い点を加えました。長い間、希望を信じて壁をよじ登り続けた彼の表情はとても清々しかったです。なんだか勇気がわいてきますよね。
屋内の作品の中で、いちばん身近に感じた「チューブの中の女」です。身動き取れない状態でも、こんなふうに穏やかでいられることが伝わってきて、安心感に包まれました。その後、目をつぶっていろんな作品に触れてみました。庭園の模型にふれてみるのも楽しかったです。次の写真の右下の丸いシルバーのところで、YASUKOさんが美しい声で「ひんやりするところが池ですよ」と、側で教えてくれました。このときのYASUKOさんの優しさを思い出すと、いつも感動で胸がいっぱいになります。
私たちがランチしたレストラン「テッセン」のエントランスです。ここでの記念撮影はYASUKOさんのインスタで見てくださいね!美味しいお料理と窓から見える景色が最高で、みなさまにもおすすめしたいのですが・・・、残念ながら、今回ご紹介したヴァンジ彫刻庭園美術館とレストランは長期休館中なんです。再び開館する日を願っています。この美術館のおかげで知ることができた、イタリアにあるオメロ触覚美術館にも、いつか行ってみたいです。その前に、美術館のことが分かる映画『手でふれてみる世界』を観に行く予定です。
最後に、アートを楽しむ日帰り旅行のファッションについて。きれいめカジュアルで歩きやすい靴をベースにコーデを考えました。YASUKOさんが予約してくれたレストランのインテリアが上品な空間だったので、キラキラボタンがアクセントのニットにフリルブラウスを合わせてエレガント寄りにしました。
たくさん歩く寒い日のスカートには、いつもマノロ・ブラニクのロングブーツ。ローヒールなので歩きやすく、カジュアルになりすぎずエレガントなシルエットがお気に入りです。ビジネスライクなロングのテーラードコートにはケイト・スペードの面白いバッグでリラックス感を足しました!
それでは、また次回もお楽しみにしていてくださいね♡