【和田秀樹先生と対談】60歳の壁を越える練習帖

みなさま、こんにちは。今年のゴールデンウィークはいいお天気が続いて嬉しいです。さて、今回はクロワッサン特別編集の『和田秀樹さんに習う、60歳の壁を越える練習帖』をお勧めしたいと思います。この本で和田秀樹先生と5ページも対談させていただきました。精神科医の和田先生は、ベストセラー『80歳の壁』や、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わり、映画監督や日本ソムリエ協会名誉ソムリエなど、様々な分野でご活躍です。

和田先生は、水色のシャツにきれいなモスグリーンのネクタイの組み合わせがとてもおしゃれ。お肌もツヤツヤで私より10歳年上とは信じられませんでした。対談後、教えていただいた50代を軽やかに過ごすコツをさっそく実践してみましたら、二カ月くらい経った頃、驚きの効果が出てきました。

一番効果が表れたのは、病院でのお医者さんとのやりとり。大学病院では毎回違う研修医の診察ですので、分かりやすくて思いやりのある先生は5回通って1回出会えればいいほう。不安を抱えて質問すると、ますます不安が大きくなることが多いので、お医者さんとのコミュニケーションをどうしたらいいのかお聞きしました。すると先生は、「医者とコミュニケーションをとろうなんて考えなくていいのです。患者さんがお客さんなんだから、堂々とした態度で向き合い、会話は録音して話が違う時は再生して追求すべきです!」と力強いお言葉をいただき、誌面ではイメージイラストも描かせていただきました。

その後、相性のよくない医師の方に対しては、以前のような不安感を煽られたような気持ちが薄らいできて、この人はこういう見解なんだな〜くらいに受け止めることができるようになりました♡

50代は、初めて検査の数値にひっかかる方も少なくありません。心臓がバクバクした状態で再検査するよりも、その時にできるだけ平常心でいることができれば、再検査ではなんともないような気がします。心を落ち着かせて試してみたら、なんと先週、私の再検査の結果は陰性でした。「病は気から」というのは本当なのだと実感しました。

日常で気をつけることは、スマホなどからインプットした情報はアウトプットすること。自分なりに加工してミックスして分かりやすく発信すると、脳にも心にもとてもよいそうです。SNSもそんなふうに使うようにできたら健康的ですよね。

さらに、「おかしい人と言われる方がいい。おかしいの反対は普通です。普通はつまらない。だからおかしいと言われる方がいい。おかしいというのは面白いということです!」と和田先生に教えていただき、第二の人生がわくわくしてきました!

年をとると脳の能力が落ちてきて、変わったことが言えなくなるのだそうです。おかしなことが言えるということは、元気な証拠。周りの人たちも笑いころげて元気が広がりますよね。

最後に対談の時のコーデのお話です。上半身か全身撮影かわからなかったので、全身春らしくピンクでまとめました。それでは、次回も楽しみにしていてくださいね!