おしゃれで機能的なクローゼット収納法【基本編】

みなさま、こんにちは!もうすぐGWですね。まとまった休日はクローゼットの収納法を見直すいい機会です。断捨離が上手にできるようになってくると、あたりまえですが数が減るので収納が楽になります。そして、もっと機能的でおしゃれなクローゼットにしたくなってきます。今回の記事は、私が長年試行錯誤してよかったと思う「おしゃれで機能的なクローゼット収納法」の基本をご紹介しますね!

【1】「おしゃれ」に見せるテクニック

まず、クローゼットを簡単に「おしゃれ」に見せるコツは、どこか一箇所を映画のセットのようにドラマティックに飾るだけ。

我が家はハンガーラックコーナーにバロック・ロココ調のミラーと、同時代のフォルムを継承しているイームズのスツールを置きました。

元フランスVOGUE編集長カリーヌの洋書、バオルジィのラタンバスケットなど、おしゃれに見える小物も飾ります。

【2】「機能性」はカテゴリーと流れを意識

機能性のあるクローゼットとは、コーデを早く決めることができて、散らからないクローゼットのこと。自分の癖と、衣類が動く動線を把握することがポイントです。

そのためには、まずクローゼットの間取り図を描き、カテゴリー別に収納場所を決めます。

カテゴリーの例
1.トップス、2.ボトム、3.アウター 4.ワンピース、5.インナー、6.バッグ、7.靴、8.小物

【3】カテゴリーの場所の決め方

各カテゴリーの最適な場所は、コーデを考える時の動線がスムーズに流れるところ。キッチン収納と考え方は同じです。

まず、動線を大きく自分に合った3ステップに分けます。各カテゴリーの場所は、同じステップでまとめます。Gif画像に分かりやすく色をつけてみたのでご覧ください。

私の3ステップ
【A】コーデの軸を作る
【B】靴を選ぶ
【C】バッグと小物を選ぶ

8番の小物スペースが一部離れたところにありますが、ここは特別コーナーです。後ほど詳しく説明しますね!

【4】クローゼットを点検してみる

次に、実際にクローゼットを点検します。違うカテゴリーのモノが入っていたら決めた場所へ移動。入りきらない場合は別の部屋に置いておき、後で考えます。

さて、ここまでの作業が終わると、クローゼットも心もすっきりして、手持ちのアイテムを瞬時に思い出せるようになっているはずです。

お次は、クローゼットの循環を妨げる原因になりやすい「出番が少ないモノ」についての具体的な収納法です!

 4-1 出番が少ないモノたち

あまり着用しないアイテムもピンチヒッターのように、さっとマウンドに立たせたいと思いませんか?

コツは、奥に押し込めない。室温・湿度を管理。こまめに換気。この3つを守れば、いつでも最高のコンディションをキープできます。

我が家のクローゼットは半地下ですがトラブルも無く、みんな頼りになるピンチヒッターになりました。

 4-2 シーズンオフの小物

クローゼットの一番奥の8番の小物置き場には、帽子やマフラーなどシーズンオフの小物を収納しています。

ストローハットの型崩れ防止に、手袋が入った袋を中に入れています。折りたためるバケットハットは夏用バッグの中に。

丈が短いアウターの下には、日傘やロングブーツなど長いモノを保管。しっかりした作りのCELINEのショッパーがちょうどいいサイズでした。

これらのシーズンオフの小物たちは、出番の季節が回って来たらハンガーラックコーナーに移動します。

 4-3 おしゃれ靴

厳選したおしゃれ靴は、靴箱か靴袋に入れて保管。

時々箱から出してオープン棚に飾ることも。ちなみに、よく履くスニーカーやサンダルは玄関の下駄箱に入れています。

 4-4 スペシャルなバッグ

使用頻度が少なくてもスペシャルなバッグたちはIKEAのコンテナの中へ。間取り図の一番上の「とりあえずコーナー」です。このコンテナはDiorのアーカイブハウスのコンテナに似ているので気分が上がります。

コンテナの上には大きめのバッグをピンクのおそろいの袋に入れて保管。使いたい時にスツールに乗れば、さっと取れます。

 4-5 ドレスとワンピース

週の半分はワンピースを着ていたのに、今は月一くらいかも。

ドレスとワンピースは小さめの収納ケース2個に入るだけと決めました。ケースに入れるとシワになるので、着る前にアイロンをかけます。

セレモニー服のワンピースセットは別の場所です。悲しみでクローゼットの循環が止まってしまうため、息子のクローゼットをこっそり借りています。

【5】散乱しやすいモノは原因を見つけて改善する

片付けてもすぐ散らかる場所は、ボトルネックとなっている何か原因があるからです。じっくり自分と向き合いながら問題点を探しましょう!

お次は、そのような散らかりやすいアイテムの収納法を私の体験談も一緒にご紹介します。

 5-1 サングラス

以前は、コレクションしていたサングラスを大きな引き出しに入れていました。きれいに仕切りをしても、いつの間にか乱れているので数を減らしました。オープン棚に移動したら見た目も使いやすさも最高に!

高級感のあるベロアのトレーは無印のメガネ・小物ケース。こんな風に管理できる数だけいつもきれいに並んでいると、サングラスが3つもバッグに入っていた!なんてこともなくなりました。

 5-2 小さなアクセサリー類

指輪やネックレス、着物の帯留めなど、小さい小物は和装用の小物引き出しを使っていました。壊れてしまったので、現在は同じようなサイズの書類ケースを使っています。引き出しの数も多くなって、更に使いやすくなりました。

きれいに並べた小物たちが乱れないように、白のフェルトを敷いて無印のトレーで仕切っています。

 5-3 お出かけセット

以前は、お出かけセットがよく行方不明になっていましたが、サイズをコンパクトにして素敵なカゴへ戻すようにしたら全員きちんと戻ってくるようになりました!

まとめ

今回は「おしゃれで機能的なクローゼット収納法」の基本編をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

1.ドラマティックなコーナーを作ると「おしゃれ」に見える
2.「機能性」はカテゴリーと流れを意識する
3.クローゼットの循環を妨げる原因を見つける

この3つが基本です。

みなさまにとって、何か一つでもヒントになれば幸いです。応用編も楽しみにしていてくださいね!

いつも心地よく循環しているクローゼットは、長年続けている日舞やヨガのように気の流れがよくなってとても気持ちがいいです。着物スペースも後日、ご紹介します。

断捨離カプセルワードローブの記事もクローゼット収納のご参考になると思います。

それでは次回もお楽しみに♡