香水は中性的な香りを選ぶことが多くなってきました。セカンドライフが始まり、性別を超越してきたからだと思います。
そこで今回は、ジェンダーレスの香りが人気のブランド、バイレードの「サンデー コローニュ」についてお話させていただきますね!
「サンデー コローニュ」のトップノートは爽やかな柑橘系で始まり、ハートはゼラニウムとラベンダーなどの落ち着いたフローラル、ベースはウッディでアーシーな香りが落ち着きと安心感を与えてくれる香りです。
ブランドでは、「世界中の紳士の心を打ち、日曜日のリラックスタイムにふさわしいクラッシックなコロン」と説明されています。
伊勢丹の香水売り場で初めて「サンデーコローニュ」を試したとき、昭和のおじさんのヘアトニックっぽいと感じました。BYREDO創設者、ベン・ゴーラムは香りと記憶の関係を大切にしているので、もっと素敵な表現をしたいのですが、、、
次に試してみた「ローズ ノワール」は、柑橘系とバラの香りが夢見心地にさせてくれました。「これにしようかな〜」とつぶやくと、「さっきのがいい」と息子が隣で何度も言い張るので、しぶしぶ「サンデー コローニュ」を購入しました。
その後、何度か使ってみると不思議なことに、「サンデー コローニュ」の第一印象「昭和のおじさん」から「クラッシックを大切にする現代の紳士」へと、徐々に洗練されたブランドイメージに近づいていきました。お店ではトップノートからハートノートの入り口あたりまでしか分からなかったのですが、購入後、ラストノートまでじっくりつきあってみると、バイレードの世界観に引き込まれていきました。昭和のおじさんの気配が消えかけていき、少しかわいそうだったので、完全に消える前に少しだけ記憶を残しました。香水を楽しむ時は、イメージの言葉選びもとても大事ですよね。
この香水の名前のように、なるべく日曜日にまとうようにしています。長年、土日関係なく働いていましたが、今年こそ「リラックス上手」になりたくて。「サンデー コローニュ」は、オンとオフの切り替えをしてくれるので、平日に働きすぎて止まらない時の強制終了アイテムとしてもおすすめです。
バイレードのミニマルな香水ボトルのデザインも我が家のインテリアによく合います。コーヒーテーブルや棚の上など、物足りない時に一つ置くだけでお部屋がグレードアップ。さらに、可愛くて美しいまあるいフォルムが宇宙や仮想空間を思い起こさせます。マトリックスをまた観たくなってきて、一作目を吹き替え版で観て、今、二作目を観始めたところです。面白いです。
それでは、みなさまもお気に入りの香りに包まれて、すてきな1日をお過ごしくださいね♡