お盆を過ぎてから早朝はエアコンをつけなくても大丈夫なくらいの気温になってきました。毎朝の10分ヨガも気持ちがいいです。やっと猛暑が過ぎ去った!と喜びも束の間、ぐんぐん気温が上昇し、やられたぁ・・・とぐったりしてしまう日も多いのでまいってしまいますが、そんなときこそ美しいバッグで気を取り直すのもおすすめです。
今回は「タイムレスな黒のハンドバッグ」をテーマに4つ選んでみました。暑さも時代も超越したバッグのお話と、夏の終わりを満喫できそうなコーデ術も一緒にお楽しみください♡
Diorのレディ ディオール
ディオールのバッグの中でも、とてもアイコニックな「レディ ディオール」バッグ。ダイアナ妃のお気に入りバッグとして「レディ」と呼ばれるようになりました。最近のわたしは、レディな雰囲気とは逆のマニッシュなスタイルに合わせることが多いです。男前なお洋服に、バッグで甘さを加えます。
The Rowのソフィア
2022年の秋に誕生した、The Row の「ソフィア」バッグ。いろんなサイズが揃っているので体型に合わせて選べるのが嬉しいです。一見地味そうで、実は存在感のあるバッグは、バッグだけが浮いてしまうことも。そんなときは、ブランドのコレクションをチェックして自分のスタイルと近いスタイリングのシルエットをお手本にします。この「ソフィア」バッグは、マキシ丈のボトムとジャケットの組み合わせが安全そうです。イラストは秋の気配を感じるオリーブグリーンのジャケットにしてみました。
Hermesのケリー
いろんな色をコレクションしていらっしゃる方も世界中に多くて、タイムレスという響きが最も合う「ケリー」バッグ。暑い日は、白の面積の多いお洋服や、クロップド丈のトップスなどで少し肌を見せると、黒のハンドバッグの暑苦しさを上品なアクセントに変えてくれます。イラストは誇張して描いているので、実際には若い頃のようにこんなにお腹を出して歩いていません。話は変わりますが、銀座メゾンエルメスウィンドウアートは、いつも新しい扉が開かれるような楽しさがあります。
Saint Laurentのサック ド ジュール
イラストが続いたあとに、わたしが出てきてびっくりさせてしまいましたか??今回のファッションイラストの裏テーマは「銀座が似合うコーデ」でもあったので、最近の銀座スナップから選んでみました。この日は朝早くから四谷で取材と撮影があり、その後、カルティエで修理してもらった時計を取りに行き、次に鳩居堂へ向いました。その途中の和光前です。
紙バッグと2個持ちした黒のハンドバッグはサン・ローランの「サック ド ジュール」です。2013年に発売されてすぐ購入したのですが、現在もアイコンバックとして人気です。アンソニー・ヴァカレロのサン・ローラン2023-24 A/Wコレクションでピンストライプのお洋服がたくさん登場していたので、The Garmentの似ているパンツを「サック ド ジュール」に合わせました。わたしのイラストTシャツは、黒のラインが印象的なので黒の小物とスタイリングしやすいです。
まとめ
今回は「タイムレスな黒のハンドバッグと似合う服」をテーマで実践もしてみましたが、いかがでしたでしょうか。おしゃれのヒントが何か一つでもお届けできたら嬉しいです。わたしにとって上質でタイムレスなデザインの黒のハンドバッグは、きちんとしたい時の心強い味方です。荷物の多い日はきれいなコットントートバッグと合わせると上品なリラックス感も演出できます。コーデに迷ったときは、ブランドやデザイナーの世界観をチェックすると必ずクローゼットで見つかります。それでは、次回も楽しみにしていてくださいね♡
今回のおまけ写真です。鳩居堂の虫よけ香、とても気になります。