少し前に、お世話になっている編集さんが「赤坂プリンス クラシックハウス」のレストランを予約してくださり、久しぶりに若草色の色無地の着物を着ました。息子の卒業式、入学式で何度も着た着物です。素敵な洋館と美味しいお食事でドラマティクな気分になりました!
「赤坂プリンス クラシックハウス」は、林真理子さんの『李王家の縁談』の舞台になった建物です。戦争によって持ち主が変わっていったことなんて、建物は全く気にしていないかのように堂々としていました。
レストラン「La Maison Kioi」の東京フレンチは、濃厚さと軽やかさかが見事にマッチしたお味で見た目も上品です。この日は、お誕生日会やデート、女子会などでにぎやかでした。
私の後ろに見える中庭もきれいでしょ!お庭に誰もいないのは、2月で寒かったから。気づいたらあっという間に4月中旬、テラス席が気持ちよさそうな季節に変わりました。
『李王家の縁談』を読んで、この建物ができた経緯を知ることができました。明治、大正、昭和を駆け抜ける主人公の伊都子妃がどうなるんだろうと、ハラハラドキドキしながら読みました。
ところで今日は、このブログをアップする前に『李王家の縁談』に出てくる登場人物の家系図を書いてみました。私も他の方が作られた家系図を見ながらメモを片手に読んだので、よかったら使ってくださいね!
「赤坂プリンス クラシックハウス」の邸宅は、図の真ん中の李垠さんと方子さんの新居として建てられました。現在は東京都指定有形文化財として、世界中から多くの方が訪れます。
編集さんにいただいた「赤坂プリンス クラシックハウス」のクッキーです。美味しくて缶も可愛いです。今度はどの着物で出かけようかなと、夢がふくらむレストランでした。着物について先日、ゑり善さんに最近の情報をお聞きすると、銀座はインバウンドの影響で海外のお客様が増えているそうです。
みなさまは桜と一緒に着物をお召しになられましたか?東京は雨が多かったので、あっという間に散ってしまい着物を着るタイミングを逃してしまいました。来年こそは!と思っています。それでは、次回もお楽しみに♡