【映画】20秒短編作品「ちょっといいこと」の解説

前回の投稿で紹介させていただいた20秒の短編映画について、本日はじっくり解説したいと思います。解説の前に、自由な解釈でお楽しみいただく場合は、わたしのインスタでご覧いただけます。こちらです!

冒頭は、未来の心配事がいっぱいで押しつぶされそうな主人公のシーンで始まります。朝、なかなか起きられない彼女は、頑張ってカーテンを開けます。起きてすぐ、太陽の光を浴びてセロトニンを活性化させると目覚めるからです。

壁の溶けたFUTUREの文字がNOWに変わりました。セロトニンが分泌されてネガティブな状態から、今、ここに意識を向けるようになってきました。眩しそうな主人公の表情から、無の表情に変わる瞬間も見どころの一つです。

主人公はベッドから出ることができました。この映画は「The Future Is Now」がテーマのコンテスト用に作ったので、窓際の本のタイトルに使いました。窓の外のNOWと書かれた飛行船は、彼女の心が今に集中していることを表しています。

寝ぼけまなこの彼女がコーンフレークをボールに入れると、おまけが出てきました!彼女には、プラスティックがダイヤモンドのように思えました。

嬉しくて喜んでいると、家族が集まってきました♡ マッチョな腕のタトゥーは、コンテスト主催のJ-WAVEイノフェス×SHORT SHORTSのクレジットです。

というお話ですが、いかがでしたでしょうか??

セリフのない映画ですので、いろんな解釈ができると思います。本物のダイヤモンドが入っていたかもしれないし、全部夢だったかもしれないし・・・。ついてないなと感じる時や、元気を出したい時に、「ちょっといいこと」の宝探しを自由に楽しんでくださいね!